COUNCILmeeting blog

カウンシル ミーティング この番組は、仙台にゆかりのある、デザイナー/木村浩一郎、能楽師/山中迓晶、アートディレクター/髙谷 廉、 建築デザイナー/曽根健一朗を中心に、文化、芸術、デザインなど、人の感性に働きかける、各方面のカルチュラル スタディーズが集い、メンバーが興味を持った、人や出来事、企画・計画、ムーブメントなどについて、話をする番組です。

6/27 ON AIR


第4回目となる今回のゲストは、陶芸家のジョゼ・ファロンバさんでした!!


実は今回の放送は、編集担当の曽根さんが「今回のは凄く良くできた!」と自画自賛するほど自信ある構成となっていました。
聞いていただいた皆さんはどうでしたか・・・?
良かったと思われた方は是非、曽根さんを褒めてあげてください(笑。


はい。っという訳で、今回は白石でのロケでしたっ!!
国道沿いの小さな小屋(?)的な所での収録だったので、車やトラックのゴゴゴゴ・・・という音がかなり入ってしまいました;


他国からの日本人の評価はかなり良いようで、ずっと日本に来たいと思っていたとおっしゃっていたファロンバさん。
日本のことをより知る手段として選んだのが陶芸だったようです。

そのせいもあり、陶芸を学ぶ過程での様々な苦労を苦労と思わず全て受け止め、そこから見える日本の心得を誰に教わる訳でもなく自ら習得されたようです。
今回のお話を聞いていて本当に驚いたのは、日本人よりも日本への理解が強く、日本を心から愛していること。そして、日本の良い所・悪いところをしっかりと理解しようとするその姿勢。
その気持ちは私たちも見習わなければいけない部分だと思いました。




陶芸は日本をより理解するためのツールだとおっしゃっていたので、作品に対してはこれといったこだわりは特に無いよう。
ただ、その時の自分の気持ちだったり、粘土が自然に伸びていく方向に任せて自由に作るのがファロンバさん流。
しかし、色やデザインはどこか母国ポルトガルを思わせるモノが多くあったように思います。
いくら日本が好きで長く在住していたとしても、生まれながらに持った母国独自の感性みたいなものは残っているのかもしれませんね〜。

(塩田)


■ジョゼ・ファロンバ
http://www.netcity.or.jp/michinoku/oldnew/miyagi/ja/tokubetu/tokubetu.html


−BGM−

OP&CL=GRACEtone:古きよき日、worm hearted
What's Up/The touch of your lips
Paul Gilbert/Marine Layer
Alphonse Mouzon/Sunflower
What's Up/That's not cool at all
Cornelius/Wataridori